はじめまして、Burrowです。
Burrowは、「着て作る、小さな居心地のいいあなただけの場所」を提案したい、という想いで服を作っています。
ご機嫌でいるお手伝いを、洋服でできれば。と願って。
そのためにBurrowは、原料や繊維から何をどう使うべきかを考え、服作りをしていくことを目指しています。
先んじて、Burrowの糸選びやもの作りの記事も上がっていますが、それを書いてくれているのは、Burrowの服の繊維や原料についての部分を支えるスタッフです。
糸や生地を探すことはもちろん、さらにその前の原料である動物や植物に触れて、そのルーツをしっかり見つめていきたい。ひとつひとつできることからやっていきたい、できることを広げていきたい。
そんな思いを胸に日々物づくりをしています。
さて、Burrowの1stコレクション。まずカシミヤから。
様々なアイテムを作らせていただいてきましたが、私はニットというアイテムを作ることが、殊更、とても好きです。
生地を作り服にする一連の流れは、一からやるのはそうたやすくはありません。たくさんの工程を重ね、服になったとき、そこにいる原料の姿は見えにくくなってしまいます。
でもニットでは、天然繊維の姿が見えやすい糸から一気に服へと編み立てる。
その自然の原料が持つ温度感が、私がニットに惹かれる大きな理由だと思います。
今回Burrowのカシミヤは、国内の糸メーカーさんのものです。
その糸を、新潟にてホールガーメントで軽く編み立て、ふわっふわにしてもらいました。
サンプルがもうすぐ上がってきます。
皆さんには盛夏のころ、触れていただけるかと思います。
そして、やわらかい空気をまとうようなカシミヤと合わせて着ていただきたい気持ちの良いコットンのインナーも仕込んでおります。
お目見えできる日が楽しみです。
秋到来を朝晩の風で感じます。
暑い日が続いていても、本当に季節は変わるんですね、と微々たるでも確かな季節の移ろいに驚かされております。
さて、本当にBurrowは素材が好きなチームだなと改めて思うのがこのSpain Pimaの素材感に触れて、中でもピケ組織を選んだとき。
リブでも天竺でもなく、ピケなのねという楽しさをぜひ感じてほしい、マニアックだなと思うかもですが手に取るとわかると思います。