【Designer's Letter】誰かの居心地のいい隠れ穴

【Designer's Letter】誰かの居心地のいい隠れ穴

7月 23, 2020

4連休、みなさんいかがお過ごしですか。

 

夏らしい太陽はまだまだちらりとしか顔を見せずに、暑いのが苦手な北国育ちのわたしにとっては、とても快適で秋冬の仕掛かりも捗ります。

 

さて今回はサンプルも揃い、撮影の準備も進んできたタイミングで、Burrowの中でわたしが作り出したいなと思ったアウトプットについて、お伝えしたいと思います。 

 

じつは、わたし自身はデザイナーとして、軸としている分かりやすい世界観やジャンル、具体的な色を持つわけではありません。

ただただいつ何時も、袖を通す人にポジティブな何かを感じてもらいたい。という想いで服を作るお仕事をしてきました。

 

今回大好きなニットでブランドをやる。となったとき、大変悩みました。

やりたい手法、伝えたいこと、使用したい糸・・・そんな細かなピースや引き出しがわたしの中にはたくさんあるからです。

 

それはとても幸せな悩みで、それらを組み合わせてどんな絵を描いていくか。第一歩として何を描くか。を自由に描ける時間でもあったわけですが、ふと、手法とか、糸とか、そういう知る人にしかわからない具体ではなくて、わたしがやる意味がある抽象度が高い理由を考えてみることにしました。

 

 

まずは足元に立ち返ろうと「わたし特有の何かといえば…」と頭を悩ませたときに、やはり大した素晴らしく美しいものなど見つかるはずもないものの、他人からのイメージで10人中10人一致するものがあることに気がつきました。

それは、崇高でもなんでもないけれど「だいたい機嫌がいいこと」。

『ふんふふん』という鼻歌を歌うさまを表したあだ名つくほどで、特筆されるほど大したことではないけれど、わたしがとても毎日の中で大切にしていることでした。

 

そうあるために、着ているもの・身に付けるものは、わたしがわたしをよく知るためのセンサーとなり、たくさんの自分のことを教えてくれました。

 

いま、わたしが服作りを通してお届けできること。

 

こんな渦中だからこそ、大切な人と大切な時間をゆるりと過ごすときにその誰かのご機嫌を少しでも届けられるような一着を、わたしたちが知る手法や方法を全力で使って作り上げること。

それが今だからこそわたしたちができることなのではないかな。と考えました。

 

『心地よい方へ自分をチューニングする』ような服。

肌触りや着心地や、その見た目で、ゆるりとした気持ちになれるちょうどよい服。

 

Burrowが意味するのは、『居心地のいい巣穴』。

 

誰かにとって、居心地のいい巣穴になれるような服を、原料となる植物や動物の力を借りて少なからずお届けできるようなブランド。

そんなふうに育っていくぞ、という願いを込めて小さなチームみんなで七転八倒しながらも20AWを作っています。

 

 

 

さて、展示会は9月上旬から中旬

完全アポイント制を予定しています。

ありがたいことに、すでにいくつか写真にてオーダーをいただいているアイテムもありますが、展示会にて受注いただいたものは基本的にはお作りできる予定になっております。受注以外の販売についてはまだ未定としておりますが、ご要望が多ければ、ECも検討中です。

 

まだまだ小さいチームではありますが、服を通して皆さんの日々の少しのお力になれれば。Burrowチーム一同のよろこびです。

 

 

 

 

 




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