こんにちは。
9月末の展示会、お越しくださったみなさま、大変ありがとうございました。
ちょっとだけ長く感じた仕込みの時期を越え、皆さんに触って、着て、Burrowというブランドを体感していただける場をようやく迎えることができて、とっても嬉しかったです。
大人になると、自分のご機嫌を自分でとりましょうね、という具合になってきて、私もいろいろなもののお世話になっています。例えば、香りとか食事とか景色とか・・・。
それらは機嫌よくいることを「大人だからしなくていけない」ということを全てすっ飛ばして、「楽しみ」や「癒し」としてポジティブにしてくれます。
気分がいいって素敵なことです。世の中にあるいろいろなものが、私たちに様々な刺激をもって気分を変化させてくれます。
服からも、たくさんのパワーをもらう日々を過ごしてきました。
最初Burrowの服は、もう少しオンオフの差をつけたラインナップの案も想定していました。
でも、世相が大きく変化するタイミングで、【suana】シリーズへのコンセプトを今やるべきだと感じたのでした。
『着ると機嫌が良くなる』とか『癒される』というのは、いつの世だってあって欲しいけど、今こそきっと寄り添える時なのでは。と。
カシミヤは本当にわかりやすく気持ちの良い素材で、そして皆さんの認知度も高い繊維です。
その繊維のよさ、面白さや奥深さをシンプルな一着の中に詰め込めた服になっていると思います。
着た時の情報量がしっかりとあるので、服そのもののわかりやすいデザインは少し減らしました。天然繊維らしい自然な風合いを、都会的でモダンな生活の中に添えてゆけたらいいなと。
でもカシミヤ には、同時に高価で、手にしづらく、扱いにくい。そんなイメージもあるとおもいます。
たしかに、洗濯機でガッシガシに洗えないけれど、カシミヤシャンプーを使えばおうちで洗えます。そしてどんどん風合いがふわふわになり、育っていきます。
洗う頻度や洗い方で、皆さんそれぞれのカシミヤニットに育ってゆくはずです。
経年変化しにくい繊維も、中にはあります。それも好きです。
でも、一つのニットを、大切に、ゆっくり、自分のおうちを居心地良い空間にしてゆくように、育てて付き合ってみるというのはとても環境はもちろん、ちょっと贅沢なんじゃないのかなってそう思うのです。
この展示会にきてくださった方の中には、初めてカシミヤ100%に触れた方もいらっしゃったけれど、着てくださった方々の驚きや、喜んでくださる姿に私たちも感無量の気持ちでした。
本当にありがとうございました。
さて、Burrowでは引き続きショールーミングを行っております。
カットソー・ニットに関しても、現在オンラインショップにて販売しております。
予約or通常については、各商品ページをご覧ください。
【Burrowショールーミングのおしらせ】
現在、ニットアイテムはオンラインストアにて受注を承っております。
カットソーアイテムは在庫限りの販売となっております。
どちらもオンラインストアでご購入いただけます。
サンプルの試着などご確認いただきたい方は、都内北参道にございます、Burrowショールームにてぜひご覧ください。
アポイント制での運用になっておりますので、大変お手数ではございますが、info@burrow.jpまでご連絡ください。
その際に場所やご連絡先をお知らせさせていただきます。
秋到来を朝晩の風で感じます。
暑い日が続いていても、本当に季節は変わるんですね、と微々たるでも確かな季節の移ろいに驚かされております。
さて、本当にBurrowは素材が好きなチームだなと改めて思うのがこのSpain Pimaの素材感に触れて、中でもピケ組織を選んだとき。
リブでも天竺でもなく、ピケなのねという楽しさをぜひ感じてほしい、マニアックだなと思うかもですが手に取るとわかると思います。