そろそろ肌寒くなり、皆さんの装いも秋から冬へと準備を始めているころかと思います。
Burrowでは展示試着会で見ていただいた商品が順に仕上がってきて、そろそろ【suana】シリーズの第一弾、cashmere socksを発送できそうです。
カシミヤの繊維が肌に触れた時、足通りの滑らかさや、蒸れ感を感じにくい快適さ、そしてその柔らかさ優しさを感じてもらえると思います。
カシミヤの風合いを心地よく感じていただくために、少し糸から繊維に戻す加工をしていますので、最初の触り心地はフワフワとしています。そのフワフワとした毛羽感が、風合いの最大の特徴ではありますが、着用を繰り返すとやはり毛玉や汚れは避けて通れません。
毛玉に関しては、表面の見た目に大きめの玉感ができてきたと感じたらブラシで解くように梳いてもらうと、解消できます。小さく硬い毛玉になってしまった場合は小バサミで丁寧に切ってください。
この【suana】シリーズのカシミヤ繊維を整えるブラシも今作成に入るところなので、ぜひそちらも楽しみにしていただけたらと思います。
また、お洗濯に関しては、手洗いで、その方法を下記画像を参考にして洗っていただければ、しつこい汚れでクリーニングに出さないと落ちないというレベルのものでなければ、ある程度は綺麗になります。
洗うほどに育つ、繊維のフワフワ感をぜひお楽しみください。
Burrowの春夏シーズン向けに作ったオリジナルコットンは、原料の選ぶところだけでなく、糸に紡ぎあげる段階も色々な工夫を施しました。
Tシャツなど薄手の装いが目立ってくる季節なので、しっかりとコシがあるけど、硬くて着にくくなってはいけないと、 生地に仕上げていく前の段階から考えていました。
例えるならアルデンテ。
糸の芯はしっかりしていても、表面はしっとりとコットンの風合いを感じてもらえるような糸づくりです。
はてさて、去年の2月からまるっと一年、忘れもしない、世がコロナ禍になって一年。
そんな折にどんなものを作ろうかなあと、とっても悩んでいました。
2シーズン目って悩みますね、何をどんな形で皆さんにお届けするべきなのか。
今回は、繊維担当である山本さんが作ってくれたコットン、シルク、カシミヤ ・・・そんな素材たちが涼しげな顔で上がってきてくれています。