ニットは編み物です。編み物という言葉は一言ですが、編み方の種類はたくさんあります。
Burrowは、そのたくさんの編み方の中から、みなさんに着心地のよさや着たときの美しさを感じてもらえるように、糸の素材との相性などを考えて編みたてていきます。
多くの部分が機械で作られるニットの服づくりも、編み方を考えていくのは人間の知識が求められます。
その一目、二目の違い。服になったあとでは誰も気づかないようなわずかな差が、着心地や美しさに大きく影響してくる大切な作業で、今日もひとつひとつのアイテムにじっくりと時間をかけてどんな編みかたをしたらみなさんに喜んでもらえるか考えています。
編みは、糸を曲げて輪っかにしたもののつながりで服にしていきます。その余白に生まれるゆとりが、人の体の曲線や動きに寄り添うようなやさしい服になっていきます。
自然のめぐみと製糸の英知で紡ぎ上げた糸。今度はそのストーリーを編みにちゃんと継げて、ふっくらと空気をふくむようやさしく編みあげて、服のカタチに仕立てていきます。
はやくみなさんにお披露目できる日を、Burrowチームは心待ちにしています。
秋到来を朝晩の風で感じます。
暑い日が続いていても、本当に季節は変わるんですね、と微々たるでも確かな季節の移ろいに驚かされております。
さて、本当にBurrowは素材が好きなチームだなと改めて思うのがこのSpain Pimaの素材感に触れて、中でもピケ組織を選んだとき。
リブでも天竺でもなく、ピケなのねという楽しさをぜひ感じてほしい、マニアックだなと思うかもですが手に取るとわかると思います。