一本の糸から服にしていくニット。
単純なようで、ものすごく複雑なこのジャンル。だけど、Burrowの『居心地のよい巣穴』は、ニットだから表現できるのかもしれません。
糸の回から、このBurrowの服作りについて原料や編み地など紹介してきました。
思えば長い時間をかけ、繊維の採取や、糸の作り方、そして編み、風合い出しと向き合ってようやくカタチになったニットたち。その旅路をどんなに語ろうとも、着てもらう皆さんにとって『居心地がよい』モノであって欲しい、その思いにまさることはないでしょう。
今回のメインニットは縫い合わせる部分を極力なくした物になっています。着用時のストレスを、、、なんて野暮なことは言いません。Burrowチームで導きだす答えはいつだって皆さんにとっての居心地のよい巣穴を目指したモノ。
何度も試行錯誤して辿り着いた方法にすぎません。時間はかなりかかりましたが、きっと気に入ってもらえると思います。
繊維が服に編み上がって、加工で少しだけ繊維に戻してあげた商品たちが、皆さんに早く触れてもらいたいと出番を待っているようです。
ようやく出そろった商品たちを前に、少しだけ浸ったあと、今度は皆さんにお披露目する場を居心地のよい空間にできるよう、Burrowチーム一丸となってやってまいりますので、楽しみに待っていてくださいね。
秋到来を朝晩の風で感じます。
暑い日が続いていても、本当に季節は変わるんですね、と微々たるでも確かな季節の移ろいに驚かされております。
さて、本当にBurrowは素材が好きなチームだなと改めて思うのがこのSpain Pimaの素材感に触れて、中でもピケ組織を選んだとき。
リブでも天竺でもなく、ピケなのねという楽しさをぜひ感じてほしい、マニアックだなと思うかもですが手に取るとわかると思います。