毛羽と聞くとあまりいいイメージではないかもしれません。
でも、毛羽が僕たちに与えてくれるたくさんの喜びをぜひお伝えしたい、なぜなら毛羽とは繊維そのものだからです。
ふわっとした柔らかさ、それは繊維が糸から毛羽となってボリュームを作っているから。
北海道出身のわたしは梅雨が人一倍苦手。
特にマスクが必須になった昨年と今年は息苦しさ倍増。
さらにせっかく整えた前髪は湿気とマスクのせいで速攻巻きがとれてげんなり。
と、恨みつらみを述べたところで梅雨はなくならないし、マスクも外せないので、
最近はこの時期を心地よく過ごすための最適解を常に探しています。
父の日が近づいてまいりましたが、みなさま贈り物はお決まりでしょうか。
今日からBurrowではThankyou Dad campaign がスタートします!
今年の父の日は、Burrowの気持ち良く心地よいアイテムを送りませんか?
Burrowでは次の秋冬企画の支度が着々と進んでおります。
原料はもちろん、糸の作り方などはもうご存知の通りかと思いますが、今回は原料に色をつける方法にも少し実験的な方法でアプローチしています。
『染める』と一言で言ってもその手法は様々で、この『染める』という言葉が地域によって指すテクニックが異なったりもして、意外といや、かなり奥深い世界であります。
絶対似合わないと思ってた色が、着てみると案外しっくりくる。
新しい自分を発見したみたいでうれしくなるし、スタイルの幅が広がってわくわくしますよね。
Burrowといえば、ふわふわニット。
1st collectionですでにそんなイメージが定着しているのではないでしょうか。
じゃあ春夏はどうなるんだろう?と思っていた方は少なくないと思います。
何を隠そうわたしもそのひとり。
Burrowのアイテムは、繊維を選ぶという作業から始まります。
その服にしていくまでの道のりは非常に長いものではありますが、水が流れるようにとでも言いますか、繊維のあり方に逆らわず『しっかりと活かす』ことを意識しています。
見た目に分かりにくい部分なので、これは是非とも触っていただきたい。
そんな思いをカタチにしてみました。
カットソーアイテムとは、編み物をいったん布状にしてから、切って縫い合わせた服のことをいいます。
Burrowではカットソーも『ニット』の表現の一つとしてアイテムを考えています。
編み物の醍醐味は、その糸を曲線でつなぎ合わせていくことで得られる伸び縮みという『余白』だと、僕は考えています。繊維の優しさを活かしながら、曲線でできている体に沿ったり離れたり、そういう余白をつくっていく。
先週末まで開催しておりました、Burrow21SS受注展示会へお越しくださったみなさま、誠にありがとうございました。
なかなかままならない日々が続いていますが、みなさまにお会いできて作ってきてよかったなあと思える素敵な時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございます。
21SS collectionのLOOK PAGEができました!