カットソーアイテムとは、編み物をいったん布状にしてから、切って縫い合わせた服のことをいいます。
Burrowではカットソーも『ニット』の表現の一つとしてアイテムを考えています。
編み物の醍醐味は、その糸を曲線でつなぎ合わせていくことで得られる伸び縮みという『余白』だと、僕は考えています。繊維の優しさを活かしながら、曲線でできている体に沿ったり離れたり、そういう余白をつくっていく。
先週末まで開催しておりました、Burrow21SS受注展示会へお越しくださったみなさま、誠にありがとうございました。
なかなかままならない日々が続いていますが、みなさまにお会いできて作ってきてよかったなあと思える素敵な時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございます。
21SS collectionのLOOK PAGEができました!
リニューアルしましたオフィス兼ショールームにて展示受注会を開催いたします。
ご多忙中とは存じますが、ぜひご来場いただきたくご案内申し上げます。
Burrowではこの春夏のアイテムで、様々なコットンの表現をしてみました。
産地も銘柄も異なる、綿花にもそれぞれの個性があります。
きっと毎シーズン、改めて個性豊かな素材と向かい合う時、この繊維たちをどうやって皆さんに楽しんでもらえるだろうか?と、今回のコットンたちのように悩みながら答えを探していく旅路が始まるのだと思います。
特に今回は、数種類のコットンをご用意させていただいて、アイテムで分けているので、その個性との触れ合いもまた一つ楽しんでいただけると思っています。
【Burrow 21SS 展示会のご案内】
いよいよBurrow展示・オーダー会のお知らせです。
コロナウィルス拡大防止のため、今回もアポイント制とさせていただきます。
サイトトップの“2021 SPRING/SUMMER EXHIBITION”をクリックしていただくと、アポイントフォームが表示されます。
ご希望の日時をご指定いただき、そのままご決済ボタンを押してください。ご請求はされません。
希望時間帯2時間以内でしたらいつお越しいただいても構いません。
【場所】
東京都目黒区東山3-1-11 サンサーラ105
※東急田園都市線『池尻大橋駅』東口出口より徒歩1分
【日時】
4月8日(木曜日) ~ 4月18日(日曜日)
open 10:00~ close 18:00
※初日の4月8日(木曜日)はopen 12:00~になります。
Burrowの21春夏のアイテムが出揃いました。もう間も無く展示受注会のご案内ができそうです。
そのアイテムの中で使われているオリジナルリリヤーンに含まれているシルクについて少し語ってみようかと思います。
シルクは、皆さんもご存知の通り「蚕」が幼虫から蛹になる時につくる繭をほぐして繊維にしているものです。
Burrowの春夏シーズン向けに作ったオリジナルコットンは、原料の選ぶところだけでなく、糸に紡ぎあげる段階も色々な工夫を施しました。
Tシャツなど薄手の装いが目立ってくる季節なので、しっかりとコシがあるけど、硬くて着にくくなってはいけないと、 生地に仕上げていく前の段階から考えていました。
例えるならアルデンテ。
糸の芯はしっかりしていても、表面はしっとりとコットンの風合いを感じてもらえるような糸づくりです。
はてさて、去年の2月からまるっと一年、忘れもしない、世がコロナ禍になって一年。
そんな折にどんなものを作ろうかなあと、とっても悩んでいました。
2シーズン目って悩みますね、何をどんな形で皆さんにお届けするべきなのか。
今回は、繊維担当である山本さんが作ってくれたコットン、シルク、カシミヤ ・・・そんな素材たちが涼しげな顔で上がってきてくれています。