この秋冬、
繊維の特性を生かした服作りを目指すニット・カットソーブランド「Burrow(ブロウ)」がデビューいたします。
ブランド名である「Burrow(ブロウ)」は、小動物の巣穴を意味し、
服作りの根幹である繊維の特性を生かして自分だけの巣穴のような居心地のいい服を提案します。
Burrowファーストシーズンのカットソーはワッフルという編み地で作られています。
ワッフルの語源はオランダ語で「wafel」ドイツ語で「waffel」=蜂の巣という意味。英名はhoneycombで、どこかBurrowの居心地の良い巣穴のコンセプトに通じている気がしてなりません。
糸を幾重にもひっかけて作り上げる凹凸のある表面感が、ともすれば「硬い」と感じられてしまいがちな編み地ですが、今回のBurrowのワッフルは糸をひっかけていません。
Burrow2020AW 展示会・試着会のご案内です。
先日ルック撮影を終え、関係者皆さまのプロフェッショナルなお仕事に感服しながら、またみなさまに見ていただくことがさらに楽しみになるような素敵な写真が仕上がりました。
そちらの公開はまだお待たせしてしまいますが、先んじて展示会・受注会の情報を公開さ
Burrowのニットは主に天然素材を中心に原料を選んでいます。
人類の叡智が詰まった化学繊維もとても魅力的ですが、優しく私たちの営みを包んでくれている自然から生まれる天然繊維は、Burrowの想いに深く寄り添ってくれます。
きてくれたみんながBurrowの製品を着て「え!なにこれ!かわい〜!きもち〜!」と言ってくれるのが本当に嬉しい瞬間。
さて、ようやく!ようやく展示会の日程を決めました!
一本の糸から服にしていくニット。
単純なようで、ものすごく複雑なこのジャンル。だけど、Burrowの『居心地のよい巣穴』は、ニットだから表現できるのかもしれません。
Burrowのカシミヤニット『巣穴ニット』をつくってくれている加工場さんにお邪魔してきました。
とてもふわふわで軽い巣穴ニットですが、編んだだけでは全くの別物で、加工を入れることでこのふわふわ感がでます。
Burrowのアイテムの旅は、繊維原料に始まり、糸から編みへと形を変えてようやく服になりますが、これで終わりではありません。
みなさんのお手元に届ける前にもう一手間。
『加工』と言ってしまうと味気ないですが、それはとても大切な工程なのです。
これまでの“Burrow’s SOURCE”で触れてきた繊維たちの魅力を最大限に引き出す魔法、風合い出しの役割がこの『加工』にあります。
Burrowが意味するのは、『居心地のいい巣穴』。
誰かにとって、居心地のいい巣穴になれるような服を、原料となる植物や動物の力を借りて少なからずお届けできるようなブランド。
Burrowのファーストシーズンはカシミヤを使用したアイテムも用意しています。
カシミヤと聞いて想像するのはやはり、高級ということでしょうか。
確かにお値段はします。少ししか採れないなど理由は色々とありますが、その一つに、繊維原料(わた)が糸になる前にたくさんの人の手がかかっているということがあるので、今回はその糸になるまでの繊維の旅を少しご紹介させてもらいます。
Burrowチームはだんだんとサンプルたちが上がってきて、他にもいろんなものを用意しなくてはならない忙しくもありがたい日々です。
でもそんな毎日のなかでサンプルに触れて感じるのは、今回のラインナップはBurrowのやりたいことをきちんと出せた服になったな〜とうれしい気持ち。