Burrowのニットは主に天然素材を中心に原料を選んでいます。
人類の叡智が詰まった化学繊維もとても魅力的ですが、優しく私たちの営みを包んでくれている自然から生まれる天然繊維は、Burrowの想いに深く寄り添ってくれます。
きてくれたみんながBurrowの製品を着て「え!なにこれ!かわい〜!きもち〜!」と言ってくれるのが本当に嬉しい瞬間。
さて、ようやく!ようやく展示会の日程を決めました!
一本の糸から服にしていくニット。
単純なようで、ものすごく複雑なこのジャンル。だけど、Burrowの『居心地のよい巣穴』は、ニットだから表現できるのかもしれません。
Burrowのカシミヤニット『巣穴ニット』をつくってくれている加工場さんにお邪魔してきました。
とてもふわふわで軽い巣穴ニットですが、編んだだけでは全くの別物で、加工を入れることでこのふわふわ感がでます。
Burrowのアイテムの旅は、繊維原料に始まり、糸から編みへと形を変えてようやく服になりますが、これで終わりではありません。
みなさんのお手元に届ける前にもう一手間。
『加工』と言ってしまうと味気ないですが、それはとても大切な工程なのです。
これまでの“Burrow’s SOURCE”で触れてきた繊維たちの魅力を最大限に引き出す魔法、風合い出しの役割がこの『加工』にあります。
Burrowが意味するのは、『居心地のいい巣穴』。
誰かにとって、居心地のいい巣穴になれるような服を、原料となる植物や動物の力を借りて少なからずお届けできるようなブランド。
Burrowのファーストシーズンはカシミヤを使用したアイテムも用意しています。
カシミヤと聞いて想像するのはやはり、高級ということでしょうか。
確かにお値段はします。少ししか採れないなど理由は色々とありますが、その一つに、繊維原料(わた)が糸になる前にたくさんの人の手がかかっているということがあるので、今回はその糸になるまでの繊維の旅を少しご紹介させてもらいます。
Burrowチームはだんだんとサンプルたちが上がってきて、他にもいろんなものを用意しなくてはならない忙しくもありがたい日々です。
でもそんな毎日のなかでサンプルに触れて感じるのは、今回のラインナップはBurrowのやりたいことをきちんと出せた服になったな〜とうれしい気持ち。
Burrowの『思い』である、『居心地の良い』コットンってなんだろう?というイメージを膨らませながら作った今回の生地。育てられたのは遥か遠くの地でも、しっかりと作り手の思いが届いてくる、そんなコットンを糸にして編み上げました。
Burrowは、「着て作る、小さな居心地のいいあなただけの場所」を提案したい、という想いで服を作っています。
ご機嫌でいるお手伝いを、洋服でできれば。と願って。